綺麗なアーチ、素敵な後逸

○ 西武 3 − 1 オリックススカイマーク
[勝]  帆足 (3勝 2敗 0S)
[敗]  伊原 (0勝 1敗 0S)
[S]  シコースキー (0勝 2敗 10S)
 
[本塁打]
(西) 中村 6号2ラン
(オ)


こんばんは
神戸のポカポカ陽気と伊原さんのツースリー連発のダラダラハラハラ投球で、あろうことか試合中にバックネット裏で眠りかけていたZONETです


でもまぁ、伊原さんが6回2失点だなんていう当たり障りのない投球をしてくれたのは本当にうれしい誤算でしたね
見てる側としては裕に5,6点は取られてるような幻惑的な投球でしたが
イニングが終わるたびに、スコアボードを見て「あれ、まだ点数とられてないの?」と、年間4勝9敗で何故か防御率のタイトルを獲得してしまった元青波のエース格・金田政彦大先生を思い出してしまいましたよ
そして、その長い長い守備時間を演出してくれた伊原さんの投球に応えようと、打線の方も積極的に初球から打ち損ないを連発し、西武打線の3分に1くらいの短すぎてトイレに行く間もない攻撃時間で見事にスコアボードにゼロの数字を刻みこんでいきます


そんな感じで、同点で試合は進むもののすでに決着がついている気がするギャグな展開を打破し、本当に決着をつけてくれたのがおかわり君こと中村さんでした
余裕を感じさせない投球を続ける伊原さんから放たれた凄まじい打球は、伊原さんが振り向いたときにはすでに左翼席上段に突き刺さる超弾丸ホームランとなり、即席和製4番北川さんやイケメン長距離打者シドニーさんを擁するオリックス打線を持ってしても返すことの難しい2点を叩き出しました


ちなみに、その裏に後藤さん(オ)が放ったレフトへの飛球が後藤さん(西)の後藤さん(オ)の様な拙い守備に助けられて二塁打になるという、東西対抗後藤祭りみたいな展開でオリックスが1点を返しますが、9回表には「本家の技を見よ!」といわんかばかりの完全無欠のトンネルを決め込むほどの本気っぷりを光尊さんが披露
パ・リーグの後藤は俺だけで十分さ」とかいうわけのわからないナルシィな声が聞こえてきそうな素敵な後逸でも戦意は失わなかったオリックス打線ですが、戦意があったところでもどうにもならないことはあるようで、何の見せ場も作ることができずに三者凡退に終わってしまいました
ちなみに、一緒に観戦に行ったオリックス歴4年の同居人の「何でセカンドにゴロが飛んで行った時に『よっしゃ』なんか言うたん?自分、メッチャ不安やってんけど」というオリックス野球を熟知した言葉には驚きを隠せませんでした
成長したじゃないか、お父さんは嬉しいぞ


それにしても、後藤の後逸を生で見れて興奮している自分が、なんかもう狂気じみた性癖を持った変態にしか見えなくなってきました・・・助けてシモヤマンっ(棒読み
そういえば、「後藤」と「後逸」って似てませんか?