消えていた話題が復活
◆合同実戦練習 日本ハム５―０オリックス（２９日・札幌Ｄ）
３安打完封負けのオリックスで、駿太がダルビッシュ撃ちで“ドラ１の輝き”を見せた。
日本ハムとの合同実戦練習（札幌Ｄ）に「９番・右翼」で先発出場。
初対戦となった日本球界のトップの右腕から左中間三塁打を放ち、開幕スタメン入りへ強烈にアピールした。
３回１死、開き直って打席に向かった。「真っすぐがすごいと聞いていた。世界でもトップクラスのピッチャー。
『打てないと思って割り切っていけ』と先輩に言われていた」。直球に狙いを絞り、１ボールからの２球目、１５０キロを左中間にはじき返した。
「今までストレートをとらえられなかったのが課題だったので、ダルビッシュ投手から打ったのは余計に自信になります」。
昨年は５試合で３勝１敗、防御率１・２９と抑え込まれていた日本ハムのエースへの初スイングを長打にして、笑顔を見せた。
１８歳の快打には、ダルビッシュも賛辞を惜しまない。
「振り遅れてたけど、しっかり振っていたから（安打になった）。高卒１年目にしてはすごいねと（みんなで）話してた」。
５回の２打席目はカットボールに手が出ず、レベルの違いを痛感させられる場面もあったが、これも勉強。
５回の守備では、１死二塁で中田の右飛を捕球し、すかさず三塁へ。「もう少し体勢が良ければ、いい球いけたと思う」。
進塁は許したが、これまで通りにプロでも通用する守備力も披露した。
１９５９年の張本勲（浪華商→東映）以来の高卒外野手、開幕スタメンへ、外れ外れ外れ１位が“４・１２”へ向けて突っ走る。
オープン戦中盤では、体調不良などで開幕１軍は消滅したかに思えた駿太さんでしたが、ここにきて球界のエースから三塁打を放つなど猛アピール
カラバイヨさんの今季絶望説やAKDさんや深江さんらの影の薄さもあり、再度開幕１軍の目が出てきましたね
チームとしては、三塁打が出ても平気で無得点をやってのけるオリックスクオリティが今年も健在といったところ
バッテリー陣も「パパがマスクを被れば大量失点」という構図が完成間近で、開幕がとても楽しみです
