秘密兵器バイナムさんがベールを脱ぐ

オリックス 0 − 1 日本ハム (札幌D)
[勝]  増井 (1勝 1敗 0S)
[敗]  岸田 (2勝 3敗 0S)
[S]  建山 (0勝 0敗 1S)
 
[本塁打]
(オ)
(日)


後藤さんにお灸を据える意味も込めて、セカンドにバイナムさんを投入し、他にも、打線の活性化をもくろみ二軍から昇格した濱中さんも即座にスタメン起用をするなど、どうにもならないチーム状況をどうにかしようと哀愁すら漂うタクトを振るう岡田さんが何だか昨年の大石さんの様に見えてきてもう何か目頭が熱く・・・


さて、最近は球数無制限の酷使が続き、あと少しでスペランカー症候群が発生しそうな臭いがプンップンする岸田さんは今日も最終的に完投させられるものの奪三振を減らして打たせて取る投球を心掛けるなど球数を減らす工夫をしてスペ発症を何とか阻止
しかし、岸田さんのそんな涙ぐましい努力をあざ笑うかのように相手に決勝点を献上したのがセカンドの秘密兵器バイナムさん
ここまで「足は森山さんより早い」「捕手以外はどこでも守れる」「清原さんの背番号を受け継いだんだし長打力もあるんじゃね?」など未確認すぎる怪情報が多数飛び交っていたバイナムさんでしたが、5回裏の守備でそのベールを脱ぎました
0−0の投手戦、1死走者三塁でピンチ、もちろんバイナムさんら内野陣は前進守備を敷き三塁走者の本塁生還をなんとしても阻止しなくてはいけない場面
再確認ですが、バイナムさんは先日のタイムリーエラーを犯した後藤さんの代役です
そのバイナムさんが、このピンチの場面でまさかの美しすぎるトンネルをブチかまして、この日唯一の失点を超アシスト
先日、後藤さんにブチ切れていた岡田さんの息の根を血圧的な意味で止めかねないこのエラーでの失点が決勝点となり、最終回には塩崎さんが草野球ばりのライトゴロに倒れるなど、もう踏んだり蹴ったりのオリックス野手陣
最後は新鋭・濱中さんが豪快なハーフスイングで完封負けにしっかりと華を添えました


もうなんかスタンドのあちこちから「ウルフ出せ」とか「怪我しててもいいからカブレラ使え」とか、我を忘れたファンの悲痛な叫びが聞こえてきた気がするんですが、このファンの声に応えれる日はやってくるのでしょうか・・・
それにしても、鈴木さん(ハンパないリード)と日高さん(ハンパ打撃力)を足して割れればけっこうプロの正捕手っぽい選手になりそうなんですけどね
ゲームや漫画みたいにフュージョンとか配合とかできないのかな
シドニー昆布(謎)