交流戦は鈴木の季節

オリックス 2 − 1 ヤクルト (神宮)
[勝]  キシメン (3勝 4敗 0S)
[敗]  オッシー (1勝 3敗 0S)
[S]  レスター(0勝 0敗 7S)
 
[本塁打]
(オ)
(ヤ) ガイエル 11号ソロ


今年もオリックス中途半端な立ち位置でセ・パ交流戦に突入しました
最下位でもなく、だからと言ってクライマックス圏内の3位には程遠く
連敗も中途半端に止まっていて、だからと言ってまさか連勝しているはずもなく
もう、たとえ何かの間違いでオリックスに白星が転がり込もうとも誰が得するの?みたいな、どうしようもないお荷物っぷりを発揮してしまっていますよね
珍しい他リーグとの対戦とは言え、客を呼べるわけがないNo.1に輝くオリックスとの対戦に内心不満を感じつつも、大人の対応で対戦してくれたヤクルトさんには素直に感じ入るばかりです


さて、そんな交流戦のファーストゲーム
いきなり「8番近藤さん9番鈴木さん」という「打線に投手級の打者が二人も居る!?」的な岡田タクトが存分に振るわれる嵐の船出となったオリックスは、2回裏に、近藤さんが何の前触れもなくど真ん中に投げ込んだ球をスタンドに運ばれてしまい、解説の江本さんからも「何、このノーコンピッチャー」とお叱りを受けてしまいました
あの、江本さん・・・うちにはもっとたくさんこんなのが居るんですよ?
しかし、その近藤さんの少年野球の様な投球術が3回あたりから何故か冴えわたりだし、以降はカウント2−3を繰り返しながらも無失点に抑え、江本さんのスマートな投球術にケチをつける嫌らしい好投を披露
そんな近藤さんの投球に対して打線は、白カブレラさんとT-岡田さんの連打が飛び出した直後にカブレラさんバルディリスさんの鋭い犠牲フライで同点に追いつくものの、後続の山崎さんが実況と解説にすら気づかれないうちに内野フライを打ち上げてチェンジにしてしまうという、ある意味隠し球に成功して意地の最少得点でチェンジ
どんな好機でも、決して勝ち越すことをしない近藤さんへのじらしプレイクオリティが日増しに上がっていっている気がしてなりません


その後も、岸田さんが中継ぎでまさかの150キロを計測したり、鈴木さんがバント失敗を見逃してもらったり、捕手が構えているところ以外にだけ投げ込むレスターさんの投球に対してまた江本さんが「何このノーk(ry」とキレたり、ネタに事欠くことはないグダグダ試合を展開していきましたが、最後はヤクルト・押本さんの人情とご慈悲でもう無理矢理勝たしてもらったかのような感じでオリックスは白星を収めてしまいました
何はともあれ5月やっと2勝目です