あの伝説のグランドスラム以来の一発

● 中日 7 − 10× オリックススカイマーク
[勝] 岸田 (4勝 4敗 0S)
[敗] 金剛 (0勝 1敗 10S)
[S]
 

[本塁打]
(中) 和田 17号ソロ 谷繁 3号3ラン
(オ) 北川 2号満塁 T-岡田 11号3ラン


金子さんと加藤大輔さん、2008年プレーオフ進出の原動力となったこの看板選手二人の大活躍により8回表までコンスタントに失点を重ね、気づけばスコアは7対0
こんな点差でも安打が出るたびに「まだまだ判りませんよ!」と血の涙が流れ落ちるほど健気にオリックスを持ちあげて実況 & 解説してくださる大前一樹さんと野田浩司さんは仏様かその類の生まれ変わりに違いありません


そしてそんな優しさに心打たれて奮起したのが北川さん
ここまで無安打だった5番打者が打ち返した打球は、そのままバックスクリーン右へ飛び込むグランドスラムとなり、まさかの7点差を追いつく同点弾となってしまいました
誰もが想像しなかった反撃に鳥肌が立つとともに、8回表に3ランHRを被弾するなどややこしい投球をした加藤さんがまさかの勝ち投手になるのではないかと恐ろし過ぎる考えがよぎったのですが、一輝さんと大引さんの凡退で杞憂に終わって本当に良かったです


そして、もう完全に「オリックスが勝つだろう」という空気を作っておきながら、なかなかサヨナラを決めないのがオリックスクオリティ
9回には二死満塁見逃せばサヨナラ押し出しの場面で、ボール球に惜しみなくバットを出すお塩様の演出にはベテランの味が隠されていたと思います
最終的にはこのお塩様サヨナラ拒否のおかげでT-岡田さんのド派手なサヨナラ弾が飛び出したのですから、影のヒーローはお塩様と言っては過言ではないでしょう
ちなみに、代打に塩崎さんが告げられた瞬間は「シドニーさんの方が面白いのに!(ネタ的に)」とか半分投げやりな感じで応援していたのは内緒です



そういえば、久しぶりのオリックス血迷いサヨナラ劇を堪能しようとリモコン片手にニュース巡りをしていたのですが、出てくるのは
鳩山・鳩山・鳩山・鳩山

 な ぜ 今 日 を 選 ん だ