日高さんを救った松山さん

オリックス 3 − 4 日本ハム (札幌ドーム)
[勝] 林 (2勝 2敗 0S)
[敗] 平野 (7勝 2敗 2S)
[S] 武田久 (0勝 5敗 18S)
 

[本塁打]
(オ)
(日)


昨日の試合に負けてしまうと、事実上ほぼCS出場が絶望的になる大事な一戦
「どうしても負けれない!」と、序盤から比嘉さんや古川さん、平野さんを注ぎ込む岡田監督の形振りかまわない采配に応えるように何とか2失点で凌ぐ投手陣でしたが、それをあざ笑うかの様に湿りきった打線は1点を取るだけであとはお手上げモードに入ります
しかもその1点も、肉離れを抱えながら強行出場をしているT-岡田さんのタイムリーのみという涙無くして語れないカオス展開
それでも諦めない闘将DONDENさんは8回裏にビハインドながらも守護神の岸田さんを投入
なんとしても1点差のまま9回表の攻撃に繋げたいという意思を誰もが感じ取り、誰もが「岸田ならやってくれる!」と信じたその時、ホームでマスクを被っていたのは代打で途中出場(しかも鈴木さんでも打ちそうな力ない遊ゴロ)のあの男でした
何故なのか何があろうが何のためらいもなく外角に構えられるキャッチャーミット
それが原因かどうかは判りませんが(棒読み)乱れ飛ぶ安打の嵐で1点、さらに1点と失い、ジワジワとオリックスファンの精神を蝕んでいく悪の化身日高パパ
結局、この回2失点、1点を返すのもやっとだった打線に3点差が重たく乗しかかります
先頭の田口さん、後藤さんが為す総べなく2アウトを献上し、誰もがあきらめかけたものの、カブレラさん、T-岡田さん、バルディリスさんがよもやの3連打で2点差2死二・三塁を作り、打者は代打・北川さん!
一打同点の大チャンスで北川さんが放った打球は投手を掠めセンター前へと抜けるタイムリーでまずは1点が入り、次の日高さんのバットにすべてがかかる場面・・・のハズが!!
セーフになる確信があったのか、次の日高さんがよほど信用できなかったのか、外野前進守備の正面への安打にも関わらず、2塁走者を本塁へと突進させる”BROKEN 信号機 松山秀明”
もちろん(?)センターの糸井さんからはどストライクの送球が返ってきて、バルちゃん本塁憤死ゲームセット
同点・逆転ムードが一瞬で凍りついた、とんでもない結末に終わってしまいました・・・・
一見、松山コーチの失敗に見えかねない際どい本塁突入指令でしたが、裏を返せば「8回裏のリードで戦犯に為りかねない日高パパを9回表同点ムードの中、最後の打者にしてしまうなんてムゴすぎる!」という松山コーチの愛に満ち溢れた涙を呑んだ英断だったのではないかと思うんですよ
うん、きっとそうに違いない、誰も悪くないんですよ♪
そもそも、昨年借金30だった球団が5割近辺で奮闘してるんだからむしろ労ってあげないとあげないとダメかもしれません
CSなんて高望みすること自体がおこがm(ry
でもまぁ、まだ可能性がゼロになったわけではないので、最後まで一生懸命、シーズンを全うして欲しいですね



今季もおつかれs(ピー