第二次開幕前日

● 目標がおかしい方向に向かうオリックス

普段、監督に怒られることの多い選手会長の日高は「絶対に確保しないと」とピリピリ。
おそらく頭には1つの“事件”があるのだろう。
22日の日本ハムソフトバンク戦(札幌ドーム)。
日本ハム・梨田監督は通算500勝を挙げたが、記念のボールは行方不明に。
選手が大きな区切りの勝利であることを知らず、指揮官に渡されないまま、他のボールに紛れ込んでしまったのだ。
この悲劇を繰り返さぬようオリックスナインの意識は高かった。
守護神のレスターも「偉業に貢献したいね。監督に確実にボールを渡す? OK。ノープロブレム」と力強い。
中堅手・坂口と二塁手・後藤にいたっては「ウイニングボールを捕ったら、ハイタッチもせずにダッシュでベンチに向かいます」と異口同音に、誓い合った。

3連勝というSF級の大事件の余韻に浸りつつ、オリックスナインはひとつの誓いを立てたそうです
どんでんさんの監督通算400勝のウイニングボールを何としても監督の元に届けるという、巨人の伊原さん辺りに「そんなこと言ってる暇があるなら練習しとけ」とか言われそうなこの計画
坂口さんなんかは、ベンチにダッシュで向かうことしか頭になくて絶対フライとか落としそうですよね