10月になってもペナントレースをしていられる幸せ

● やる気のある涌井さんを打てた試しがない件

西武涌井秀章投手(25)が内角攻めで天王山の先陣を切る。
チームは今日4日からの3連戦が、4ゲーム差で追う3位オリックスとの最後の直接対決となる。
逆転クライマックスシリーズ(CS)進出へ3連勝が求められる中、第1戦に臨む右腕は“遺恨”を意に介さず、強気の勝負を宣言。
2、3戦目には2ケタ勝利に王手をかけた帆足と西口が控える。エースが先輩へ最高の形でバトンをつなぐ。
涌井の答えは明快だった。「(内角を)意識させないと、あのクリーンアップは抑えられない」。
7月11日の試合で中島への死球をめぐり、乱闘寸前の騒ぎに発展したオリックス戦。
この日、それが内角を突くことに影響するかと問われて首を振った。
さらに「(7月11日は)自分が投げた試合じゃないですし。お互い、厳しくいかないといけないと思ってるんじゃないですか?」と相手の出方も想定済みといった様子だ。
冷静沈着なエースが示した一見攻撃的な姿勢は、敬意を払うからこそでもある。
9月18勝6敗1分けと絶好調だったオリックスにあって、月間打率4割を超えていた3番の後藤は要注意。
涌井も「調子がいいみたいですね。キーマンになるかなと思います」と警戒レベルを引き上げて対応する構えだ。
今回はCS生き残りをかけたガチンコ勝負。
“遺恨カード”に一層のピリピリムードが漂いそうだが「大事な試合ですけど、楽しみです」と頼もしい。
2戦目以降を任される帆足と西口にも重要な任務がある。
ともにチームトップの9勝を挙げているが、現在12球団で2ケタ勝利投手がいないのは西武と横浜のみ。
仮にゼロでシーズンを終えれば、球団史上初の屈辱となってしまう。
「(自分の)2ケタよりも、負けられない。3つ勝たないと意味がない」と口をそろえたが、先発に勝ちがつくのが最高の形。
涌井が攻め、帆足と西口が続く。逆転進出への流れを、一気に加速させたい。


なんだか、いつもに増してやる気満々な涌井さん
手を抜いてくれていても2〜3点取れれば良い方なのに、こんな本気モードで来られたら完封負け間違い無しって感じですな
一方のオリックスは、初戦の先発にインドの救世主を選択
ことごとく相手チームのエース級にぶつけられる中山さんが哀れになってくるとともに、"ある意味、期待もされているんだな"と思うと更に哀れになってきます


それにしても、2,3か月前は最下位争いの主役だった気がするこの2チームが、今ではCS争いの中心に居るというのも不思議な話ですね
せっかくの天王山ですので、岡田さんにはぜひとも高宮さんの温存をお願いしたいところ
本物の水差し野郎になられた日にはもう、西武さんや西武ファンの皆さんにどう謝罪していいやら(´ω`;)